毎年、お盆から暑い時期になると霊的なご相談が増える傾向があります。
今年は法人の方から、心霊スポットの動画の解説を頼まれたりなど、何だか賑やかな夏となりました。
通常のご相談においても、よくないことが続くと、何か憑いているのではないか、家に何かいるのではないかなど…そんな風に心配になってしまうこともありますよね。
今回は人に憑く霊について書きます。
他所はどうか分かりませんが、私のところでは霊的なことを疑われてご相談に来られる方の中で、実際に霊的な問題であるケースは10件みたら1件あるかないかです。
続く時は続きますので、2件あったり3件あったりすることも稀にありますが、ほとんどが他の要因でした。
よく動物が憑いていると言われたとか..
女の人が憑いていると言われたとか..
そういうご相談もありますが、実際に霊が憑いていたケースは少ないです。
また、霊が憑くと憑依するは違います。
憑依すれば周りの人からみてすぐに分かります。
様子が明らかにおかしいからです。
ご本人様から、何かが憑依したかもという心配の連絡もできないような状態になっていることも多く、除霊や家のお祓いに行く時は身内の方からのご依頼がほとんどでした。
憑依の前兆は、写真を撮ると映る!
霊は憑いてから波長が合って憑依するので、憑依する前は人に憑いています。
ですから、写真を撮った時に背景に映る可能性が高いです。
そういう写真ははっきりと映るので、誰が見ても分かります。
光が映っているとか、オーブが映っているとか、白くぼやっとしたものが映っているとか..そういう曖昧なものではありません。
はっきりと自分の手を掴む手が映っていたり、顔や姿が映っていたりなど、心霊写真と言われるものになります。
誰が見ても明らかに分かりますので、写真に映るはっきりしない白いものにそんなに敏感になる必要はないかと思います。
過去の除霊になったご依頼のほとんどがそういうお写真から始まり、憑依に至っていることが多いです。
それは結構強い霊になります。
鬼の顔のようなものが映っていたり、黒い顔が映っていたり、沢山の呻く顔が映っていたりなど…TVでよく公開されているような写真です。
過去に私は心霊写真を甘く見ていて、軽く霊視をしたら、写真を触った手が一瞬でケロイドのように真っ赤になり、お客様を怖がらせてしまったことがあります。
ステロイドは効かず、体温を上げ、自分のお札と氣で抜きましたが、3日間程かかりました。
長年に渡るかなり強い女性の怨念が宿っていて…防御した時には少し遅かったのです。
3日間の悪寒と腕の負傷程度ですみましたが、お客様に怖い想いをさせてしまい、それからは反省の意をもって5年間私は暑い日も仕事で半袖を着なくなりました。
昨年からようやく夏に半袖でセッションをしていますが、過去の失敗から常に気をつけています。
そういうものは遊び半分で触らないようにしましょう。
思わぬトラブルの元になります。
人に憑く霊の怪
そういう強い霊は、憑依していなくても、憑いているだけで、不運が続きます。
事故や病、自分の身近な人にも影響があります。
なので、明らかにおかしい流れがあれば、疑ってみるのもひとつですが、そういうものが憑くには意味があります。
誰にでも憑くわけではありません。
日頃、誰かに恨まれていたりなど、行いが悪いと、そういう恨んでいる霊に目をつけられます。
また、不陰徳を積んでいることで守護がなくなっていますので、祓いに行く前に魑魅魍魎の邪魔が入ったりなど、除霊に入ることも叶いません。
日頃の行いには気をつけたいものです。。
そういった怨念に憑かれることは、普通に生活をしている中では起こりにくいと言えます。
あとは、上記のお話がそうですが、古い物を購入したとか、身内やご先祖様の行いにより、引き継いでいる怨念があるなどです。
浮遊霊のような通り過ぎていく霊は、憑いたとしてもそこまでの影響はなく、自然と離れていくことも多いですので、あまり敏感にならず、知らないふりをしているのが一番の対策になります。
波長が合わなければ憑依にはなりませんので、意識をしないように。
楽しいことに意識を向けて下さい。
波長は神経質になればなる程合ってきますので、そういう話をしないこともひとつの策です。
必ずしも、すべてがそうとは言い切れませんが、心霊話の多い夏の..ひとつのご参考までに💡
スピリチュアル カウンセラー
神谷 奈月
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