前回の記事より↓
http://tarot-natsuki.com/?p=2688
1段階 出会い
2段階 テスト
3段階 危機
4段階 分離(サイレント期間)
5段階 手放し(調整・待機期間)
6段階 覚醒(自己統合)
7段階 統合(調和)
5段階 手放しについて
どちらかが魂に逆らおうとする分離の時と、手放しの期間は同一な部分もあります。
分離期の間も、様々なものを手放さなければいけません。
それは、ツインレイにおける関係性の中だけではなく、それ以外の人間関係や今までの価値観への拘りを手放し、新たな自分と調和させていくことです。
今まで通りには進めないようなしがらみや歪みが起こることから、必然的にそういった流れになっていきます。
ですから、人間関係を清算しなければいけないとか、今の価値観を変えなければいけないという意識自体がエゴになるのかもしれません。
自然と、流れのように…
無くなっていきます。
分離期全体の苦悩や葛藤の中で流れる涙と一緒に… 多くのものが流れていきます。
くされ縁や、長い縁も、自分の意思とは関係なく、距離ができてしまうこともあるでしょう。
自分やツインレイの相手に嫌でも向き合わなければいけないような状況に追い込まれることによって、価値観は自然に変化していきます。
女性にとっては、まったく思い通りにならない期間かもしれません。
そういった苦しみから、逃げたくても逃げられない状態の中で、精神的な苦行の末に、今までの精神論は変化していくのです。
男性の現実崩壊と同じで、手放しが早くできれば、精神的な崩壊も止まるのかもしれません。
しかし、ツインレイの女性は、出会いの時点である程度霊性が開花しており、社会的にも自己実現ができているなどから、その役割が大きな人ほど、手放しが困難です。
大きな精神の崩壊が起こらない限り、固定観念や恐れを手放すことは難しいのかもしれません。
手放すという概念を手放すこともまた手放しだと言えます。
エゴは手放せない
エゴの手放しについてのご相談が多いです。
エゴや、執着を手放すというのが、この段階における課題であると言われていますが、エゴというものを考えてみて下さい。
自我、意識、理性、思考…
これは人であること、人に与えられた、人間らしい要素です。
魂、本能にそれが加わると、人となります。
エゴを無くすということは、人ではなくなること。
人を越えること…
それは天律に障れることであり、自然の法に抗うことです。
人である、人間らしい自分を認めること、自分を受け入れること、自分を許すことは、人であることを知ることです。
相手に対して想うすべての感情が自然であり、因果であり、自然そのものなのです。
どんな感情も…どんな自分も…今必要なこと。
醜い感情も、黒い想いも…自然に起こる感情です。
起こる出来事や、経験の中で、時期が来れば自然とそれは愛となります。
手放すことは、すべての想いを残らず解放すること。
どんな想いも放すことに意味があります。
無理な段階で、無理にコントロールすることから、分離期の長期化と、自己崩壊が深刻化する原因となります。
取り除くことができないものを無理に取り除こうとすることから八方塞がりになり、苦しみが大きくなっていくのです。
精神を病んでしまいます。
病み 闇は…
魂という花が萎れてしまう空間です。
ツインレイの出会いは、輪廻の中で起こっています。
人でいてよいのです。
人でいないといけないのです。
人は神ではありません。
自然に逆らうことはできません。
ですが、自然の一部であり、宇宙の一部です。
ツインレイのプロセスは、その自然現象の中で強烈な引力と共に巻き起こります。
すべては因果の中で、強烈に引かれ合い、渦巻き、様々な現象が起こります。
抗うことが神威ではなく、自然に逆らうことから歪みが起こるのです。
すべては因果律の中で…
大いなる自然の流れに委ねることです。
抗い、壊れて… 抗えないことを悟った時、それは自然に出来るようになります。
ですが、現実的に先の見えない流れに委ね、任せることが、一番辛く、時間のかかることなのかもしれません。
ですが、ツインレイの魂であれば、知識的にも霊的にも、様々な経験の中から学び、それに気づくことができるはずです。
手放しの真意
分離期と手放しの時期を区別するとすれば、現実的な障害や忙しさから、現実的に会えなくなっていくことです。
分離期におけるサイレントが終わると、女性は相手との現実的な関わりの中で、葛藤や崩壊を繰り返しながら、感情を手放し、委ね、今を受け入れることができるような流れに自然と導かれていきます。
現状を受け入れることができる度に、相手との現実的な距離が縮まり、自分が変われば相手が変わってくることを現実的に知ることができる時間でもあります。
そういった真意が、相手を通して確認できることから、関係性を知り、流れに委ねることができるのかもしれません。
そういった流れの中で、男性が相手の大切さに気づき、向き合おうという意識が芽生え始めた頃から、男性側に物理的な障害が起こるようになります。
連絡を取ることが難しくなる場合もあるでしょう。
男性の現実的な崩壊的出来事により、一見2人の関係性が閉ざされたかのようにみえることや、前の段階に戻ってしまったかのように感じることもあるのかもしれません。
この頃は、男性の状態による影響から、女性の現実的な状況もなかなか前に進まないこともあります。
この時期は、相手に対することで精神的に向き合っても、相手の現実的な問題は変わらないことも多いです。
関係性を疑うことや、失望してしまうこともあるのかもしれません。
調整や待機期間とも言われています。
男性のカルマの清算期は、女性は自分の役割に向かって新たな自分を養っていく時間です。
今までの精神的葛藤から現実に移行し、社会に向き合っていく時間です。
究極、相手そのものを手放し、こういった流れ自体を意識することも手放さないといけなくなるのかもしれません。
男性の学びは、現実的に起こる出来事から精神性や自分自身と向き合い、乗り越えることによって、霊性が開花することです。
その間、女性は自分のやるべきことに向き合い、現実を切り開いていかなければいけません。
手放しとは、結末を時間に委ね、今の現実を切り開いていくことの障害になっているすべてを手放していくことです。
自分の意識は、相手ではなく、完全に今の現実に向いていく必要があります。
そういう意味では、このプログラムやツインレイという概念自体も手放さなければいけないのかもしれません。
それが必要であれば、必然的にそういった流れになっていくでしょう。
スピリチュアル カウンセラー
神谷 奈月
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